男前な田島
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- 2020年06月29日(月)
- ドラ番記者プラール
右肘の手術でリハビリ中の田島から開幕前、メディアにマスクの差し入れがあった。オリジナルで背番号の「12」があしらってある。1000枚つくって関係者や知人に配ったという。
「よかったら使ってください。お世話になっているお礼です。いくらかかったかって? いやらしいこと聞くんだから(笑)。そこは内緒です」。感謝を伝えたときのやりとりだ。
費用を知りたくなるのは職業病。ネット検索では1枚約700円。ということは総額70万円。けっこうな金額ではないか…。しつこいのは人間性。右腕は「まあ、それぐらいです」と苦笑いで教えてくれた。
コロナ禍で右腕はなじみの飲食店からお取り寄せをしていた。通っていた焼き肉店に「うちよりも大変なところがあるから、そっちを助けてほしい」と伝えられれば、行ったこともない四国の飲食店のうどんを大量に仕入れて近所に配った。
本拠地での広島戦(ナゴヤドーム)。マスクをつけながら、男前な田島の順調な回復を祈った。
(川本光憲)
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