マイティラインとは

さまざまな制約がつく取材。

    • 2020年08月09日(日)
    • ドラ番記者プラール

新型コロナウイルス感染拡大予防のため、さまざまな制約がつきながらの取材となっている。コロナ対策は何よりも大事。だから制約は当然のことだが、それにしても難しいことの連続。先日の根尾の取材がそうだった。

1軍は横浜、2軍は大阪への移動日だった3日。ナゴヤ球場から大阪へ向かったバスに根尾は乗らなかった。やはり1軍だ。ウチも含め、各社とも今季初の1軍へ向けたコメントが欲しい。でも、4日に出場選手登録されるまで根尾から何か言うわけにはいかず、広報の方にお願いするわけにもいかない。昇竜館の玄関から7~8メートルほど離れたところで根尾を待ちながら、どうしようかと考えた。

「根尾く~ん」と声をかけるのも飛沫(ひまつ)が飛んだらいけないし、そもそも声かけNG。ならば拍手してみようか。こっちに気付いてくれて何か変化があればと思ったけど、ちょっと変か…。じゃあ、手を振って気配を送ろうか…。無理があるな。

悩んでいるうちに根尾が出てきて、結局、何もできなかった次第です。