マイティラインとは

お寺ライブを控え

    • 2020年09月16日(水)
    • しんぶんのうた

とってもお久しぶりになってしまいました^^;。皆様お元気でらっしゃいますか。

今年はコロナ禍で、世の中や社会ががらっと変わってしまいました。私自身にも次々とイベント中止の連絡が入ってきて、3月からの出演は全てキャンセル。日常は音楽中心の生活から変わってしまいました。そんな中での、久し振りのステージとなるので、直前になってしまいましたが今の心境等を綴らせていただきます。

緊急事態宣言が出たのが今年の4月。例年ですとこの辺りからお寺ライブの準備に入るのですが、コロナ禍の状況に戸惑っていたら6月に。もうお寺ライブを開催するのかしないのかを決めないといけません。

お寺ライブは自分の生まれ育った町への感謝と恩返しの思いで始めたので(ちょっと『半沢直樹』!?^^;)特別なものがあります。先がどうなっていくのか分からない状況ではありましたが、実行委員会の仲間とも相談して、こんな時だからこそウィズコロナに合わせたやり方で、来てくれた方の癒しになれるようにやろうということに。

開催日を9月20日に決め、ご協力いただいている皆様にご挨拶へ。正直なんでこんな時期に開催するの?などのご意見もあるだろうなと不安でしたが、「毎日暗いニュースばかりだけど、お寺ライブができるのは明るいニュースだね!」と仰っていただいた方もありとても嬉しかったです。

音楽は人の心に安らぎや、癒しを与えてくれます。日々見えない敵に恐れ疲れた心に少しでも音楽、芸術で癒してもらえたら、そんな思いが強くあります。お寺ライブ今年8年目を迎え、多治見市も今年80周年です。春から全く歌っていない私ですが、その“8”という数字に想いをのせ、そしてアフターコロナにもつなげていけるよう感謝を込めてパフォーマンスできればと念じています。

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、私は今年2月に結婚いたしました。そして実は11月に出産予定です。私自身に新たな命が宿り、生きる意味、命について考えることが増えました。そんなこともあって今年のお寺ライブのテーマを『命和〜めいわ〜』としました。こういう状況だからこそ、皆様とも命の尊さ、日常の有り難さを共に考え、感じる機会になったら嬉しいです。ということで9月20日は大きなお腹で、皆様をお待ちしています。

P.S. 音楽中心だった人生から、家族もでき、人生の中に音楽がある、と思えるようになりました。そんな感覚でこれからのコラムを書けたらと思っています。今後共、宜しくお願いします。