あきらめない精神のもと、選手同士の声の掛け合いが猛攻を防ぐ

2018年7月21日、猛暑のなか多治見市市営球場で第４２回東濃学童軟式野球大会の決勝戦が行われた。全32チームが参加、7月14日・16日・21日の3日間で行われた予選を勝ち抜き頂点を決める小泉クラブと瑞浪小野球クラブとの闘いが、予定を1時間遅れてスタートした。 試合は小泉クラブが1点先取されるも、3回表2アウトから一挙に5点をあげ、試合を優位にすすめる。リードされる状況にもかかわらず、小泉クラブの選手達はあせらずにつなぐ野球を貫いた結果が逆転を呼び起こしました。 「スピードスター」の異名を持つ1番バッターの大前君が塁に出たことに口火を切り、5点もの大量得点を得た小泉クラブ。5点をあげそのまま流れにのるかと思われたが、3回裏には瑞浪小野球クラブにヒットを連打され、2点をうばわれる展開に。ピンチにさしかかり試合の行方があやしくなりかけたところを、守備のかなめであるキャッチャーの岩月君、ファーストの鈴木君がマウンドに立つ村瀬君へ声をかけ、この後の瑞浪小野球クラブの猛攻を防ぎました。 試合は7対3で小泉クラブが瑞浪小野球クラブを下し2連覇を達成。3日間の熱い戦いの幕を閉じました。 小泉クラブは応援団の勢いもすごく、父兄が子供達と一緒に声をはりあげ決してあきらめない応援が、グランドの子供達に届くのでしょう。 7月27日から開催される全国大会に出場をする小泉クラブ。子供達も父兄にも、まだまだ熱い夏はつづきます。そして一生に残る夏の思い出になるでしょう。 小泉クラブ　オフィシャルホームページ 平成30年度 第42回東濃学童軟式野球大会　トーナメント表、試合結果 多治見市学童軟式野球連盟