この日、イオンモールナゴヤドーム前でトークショーを行った堂上が、意外なルーティンをしていることを明かした。

「スタメンで試合に行く時は、マネジャーの谷さんに思い切り背中をたたいてもらっています」。何でも昨年５月ごろからやり始めたそうで、それが縁起担ぎになった。「自分に気合を入れているのもあります」。これが感情を高ぶらせ、自分の気合を注入する儀式だそうだ。

一方、司会者から他の選手で面白いルーティンはないかと質問されると、木下拓の行動を口にした。「木下拓は試合の途中から行くとき、ダンベルを持ってなぜか直前で筋トレしてから行く姿をよく見ました」。ベンチ裏でやっているところを何度か見たそうだ。トークショーに集まったファンも「へぇ～」と聞き入っていたが、私も、やっている姿を想像しながら興味深く話を聞いた。

（井上洋一）