マイティラインとは

多治見初の男子プロゴルファー 中村匡志さん

    • 2018年09月18日(火)
    • アスリート

「自分自身との戦い。やれば結果が伴う」研鑽を続ける

 第40回三重県オープンゴルフ選手権(中日新聞社後援)で見事、優勝に輝いた滝呂町在住の中村匡志(なかむら・まさし、30歳)プロ。大会前に「絶対に優勝する」と宣言をし、言葉通り優勝を勝ち取りました。

 初日から4アンダーと好調の滑り出し。友だちからは「楽勝やね」とのメールがたくさん入り、逆にプレッシャーを感じたそうです。1番ホールでいきなりティーショットを右の崖下に落としてしまい、ボギーでスタート。その後11番ホール、14番ホールでバーディーを奪い、再び17番ホールをボギーで落とすも「パープレーで回ればいいと思っていた」と、中村プロは落ち着いてプレーを進めていた様子。通算4アンダーを守りきり、2位と2打差をつけて優勝しました。「ゴルフは自分自身との戦い。やれば結果が伴う」と中村プロは言います。

 中学までは野球に打ち込んでいた中村プロ。中学3年の中体連が終わると同時に、父親の影響でゴルフの世界へ転身します。2010年にはプロテストに合格。2014年に2勝、2015年ゴルフパートナーで優勝、2016年からはレギュラーツアーに出場し、2年前まで全国を飛び回っていました。現在は中部地区を中心に、試合へ参加しています。

 プロという厳しい世界で「結果が出せなければいけない。稼げなければプロではない。来年のレギュラーツアー出場権を得るために、今年は絶対に結果を出したい。勝負の年です」と中村プロは自身を振るい立たせます。

 できると信じ、目標に向かってがんばる中村プロの健闘を祈ります。