マイティラインとは

現役さながらの久本打撃投手

    • 2019年02月19日(火)
    • ドラ番記者プラール

マウンド上のシルエット、さらには投球動作は現役時代となんら変わっていなかった。16日に行われたケース打撃。投手役を務めた久本打撃投手が、39歳とは思えない球を投げていた。

「今年すごく体調が良いんですよ。自主トレもやっていますしね」と明るい表情で話す久本さん。10日のケース打撃の際はあまり感じなかったすごさ。「この前はお試しですよ」。やっぱり抑えていたようだ。

自主トレは広島の菊池涼らと例年、静岡県内で行っている。今年は近藤と渡辺も数日参加したが、相当きつい内容だった。当然、久本さんも妥協なくトレーニングする。さらに、「キャンプ中は外野でボールを追うとき、とにかく全力で走るようにしています。あとメチャクチャ食べるようにしています」と地道な努力もしている。

少しでも生きた球を投げ、野手陣の練習の役に立ちたい。そういう思いが、現役さながらの投球につながっている。

(島田明)