マイティラインとは

プレゼントはイチローのスパイク

    • 2019年03月27日(水)
    • ドラ番記者プラール

塚本コンディショニングコーチの自宅には、イチローのスパイクが飾ってある。それも使用済みのもの。意外なのだが、2人にはちょっとした接点があった。

同コーチがまだ大体大3年生だった1997年2月。インターンでオリックスの宮古島キャンプに参加していたそうだ。

「当時、イチロー選手は夜間の秘密トレーニングをしていたんです。昼すぎにチームの練習を終えて、マスコミをまいて、夜にジムで練習をしていました。僕はそれを手伝っていました」。懐かしそうに振り返った。

キャンプを終えるころ、本塁打を放つなど活躍した96年のオールスターで使用したスパイクをプレゼントされたという。「イチロー選手がストレッチした床を最後、拭くのが僕の仕事でした。それを見ていてくれたのかな」。思わぬ所からイチローの努力、そして人柄を知ることができた。

(島田明)