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平成「最初」の開幕戦は…

    • 2019年03月29日(金)
    • ドラ番記者プラール

平成最後の開幕を迎えるに当たり、最初が気になった。メディアガイドによると、1989年4月9日、中日はナゴヤ球場で大洋に3-4で敗れている。開幕投手は前年に18勝を挙げてリーグ優勝に貢献した小野和幸で、負け投手となった。

しかし、本来は小野ではなかった。当時の中スポには「西本のスライドはなし」との見出しがある。そう、巨人から移籍1年目の西本聖が務めるはずが、前日8日は雨天中止。2戦目予定だった小野に大役が回ってきたというわけだ。

予告先発が導入されるはるか前の話。当時からあった本欄には「先発投手予想にピリピリ」との嘆き節が。記者も開幕投手予想に四苦八苦した8年前を思い出す。ちなみに平成30年間の開幕戦成績は14勝14敗2分け。勝ち越して終わりたい。

(高橋雅人)