マイティラインとは

平成生まれの笠原が選ぶ、平成時代で最も印象に残った試合

    • 2019年04月04日(木)
    • ドラ番記者プラール

新元号が「令和」に決まり、「平成」も残り1カ月を切った。30年余の平成時代で最も印象に残っている試合を挙げてもらうと…。「やっぱり2009年のWBC決勝です」。そう思い返したのは1995(平成7)年生まれの笠原だ。

当時は中学2年。普段から野球を見る方ではなかった。それでもあの試合は特別。「部活の練習中から話題になってて、練習終わりに学校から家が近い友達の家で見てました」。自宅までの所要時間を惜しんで、テレビにかじりついた。

周知の通り、韓国との決勝は延長10回にイチローが決勝適時打を放ち、日本は連覇を達成した。「めっちゃ興奮しました」。ただ、覚えているのはその瞬間のみ。「試合展開とかは覚えていないんです」。何とも笠原らしい答えだった。

(高橋雅人)