マイティラインとは

友永の視線の先に、ヤクルト坂口。

    • 2019年05月28日(火)
    • ドラ番記者プラール

24~26日の神宮でのヤクルト3連戦。ベンチから、友永はヤクルト・坂口の打撃をじっと見つめていた。もちろん投手の配球を考えたり、他の選手の打撃にも目をやったりする。しかし、坂口の打席は特に気になった。

2人はオフに、一緒に自主トレを行う間柄。昨季、友永は調子が上がらないと、坂口の打撃の映像を見ていたという。ただ、昨年は1軍に上がることがなく、坂口のプレーを生で見ることがかなわなかった。

「他の選手も見るけど、やっぱり何かヒントにならないかを見ますね。坂口さんがヒットを打ったときは、自主トレのとき話していたようにバットが内から出ていた」。やはり、目の前で見ると違うようだ。

15日に1軍昇格してから1本も安打を放つことができず、27日に出場選手登録を抹消された。それでも目の当たりにして得たヒントは、きっと今後に生きると思う。

(島田明)