美しく維持された宿場町跡 鵜沼宿
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- 2019年06月19日(水)
- ぶらり散歩
江戸から数えて五十二番目の宿場町。「うとう峠」から下りてくると五差路の左側に「鵜沼宿」の道標が、右側に常夜灯が立っており、ここから鵜沼宿が始まります。
歴史民俗資料館「町屋館」、復元された脇本陣の周辺には、当時の旅籠を思わせる古い街並みが美しく維持されています。その軒下には用水が涼しげに流がれ、昔の街道の趣を醸し出しています。
脇本陣は、平成22年現存するする脇本陣の外観や内装、意匠などを参考に、鵜沼宿の脇本陣を務めた「坂井家」の建物の姿を復元され、公開されています。脇本陣を入るとすぐ、ひょうたんが並んでいます。よく見ると中山道宿場町52宿の名前が刻んであります。とてもかわいいですよ。
街道の中心付近にある二宮神社の境内には古墳も残されています。高台にあるので、ここから町並みや市街地、川向うには犬山城も望めます。
明治時代から130年以上の歴史を持つ「菊川酒造」は、本蔵と豆蔵が登録有形文化財に指定されている立派な酒造です。ひしめくように古い建造物が立ち並び、中でも「梅田屋」は、江戸時代後期の建築として必見です。
「旧大垣城鉄(くろがね)門」は、各務原市に寄贈された旧家の門が、大垣城本丸の鉄門であったことが判明。この形式の門は、名古屋城と大垣城の2つのみで、国重要文化財に指定されています。
街道を先に進むと、安寺川に架かる大安寺大橋があり、橋の両脇にある郷土料理を提供する「一服茶屋 花の木」は、一窯ずつ炊き上げる本格釜めしがお薦めです。
白壁で蔵風の造りの「珈琲 陣屋」でアイスコーヒーをいただき、ほっと一息。
車で通り過ぎてはもったいない、とてもすてきな街並みを、ゆっくりと歩いてみてください。
7歳と3歳の孫がいる、リアルばぁちゃんです。
ばぁちゃんだけど、いつも好奇心旺盛! 自分が「おもしろい」と思うことは即行動。なんでも楽しいことが大好きです。食べることも大好きで、美味しそう!と思うものは食べたい欲求に応えるべく、思い立ったら自分で何でも作っちゃいます。「あぁ~おいしいっ!」って食べている時がとっても幸せ!
座右の銘は「人生 明るく 楽しく」です!