マイッティなひとたち第2話:セラミックバレーMINOの生い立ち 2
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- 2023年05月10日(水)
- 偉人伝
もともと我々は「高志会」という有志の会を7年前から毎月開催し、その中でこの地域で日本一大きなクラフトフェアをやりたいという夢の実現に向けて動いてきました。
この美濃にそれだけの資質があるのか?その答えを探していました。
タイル屋で、陶器のメーカーを見たことがなかった私は、粘土鉱山を皮切りに原料メーカー、釉薬メーカー、大量生産品メーカーから手作り品メーカーまでじっくり見て回ることにしました。
同じ陶磁器産業ではありながら、少品種大量生産の工場にはない技術力の高さにワクワクしました。このワクワク感こそ我々が大切にし、誇るべき財産として外へと発信すべきものでした。
その後ロゴマークと、更に中身の濃いプロモーションビデオの存在を知った私は、初めて「行政主導で作ってもらったこの仏(ロゴマーク)に魂を入れるのは、他ならぬ我々自身だ。」と気づくことになったのです。
こうして2021年の4月、セラミックバレー協議会が発足しました。
(3話に続く)
千三百年もの長きに亘り、やきものの産業と文化が息づくこの地は、陶土に恵まれ、
器やタイル、ニューセラミックスまで幅広い美濃焼が生産され、
作家や窯元、商社や関連企業が集う世界有数のやきもの産業の一大生産地です。
そして今、受け継がれてきた文化と技術に、時代をとらえた柔軟性と多様性を融合させ、
さらなる挑戦と創造の系譜を宿すこの地を「セラミックバレー」と名付けました。
公式ホームページ https://ceramicvalley.jp/
公式Instagram https://www.instagram.com/ceramicvalley.mino.japan
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