廃線45年 写真でたどる笠原鉄道の轍
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- 2023年09月30日(土)
- イベント
1928年から78年まで(旅客は71年まで)、地域住民の交通手段として、また、沿線で生産される陶磁器等の輸送手段として活躍した笠原鉄道。廃線から45年を記念して、資料展「笠原鉄道の轍」が開催されます。
跡地は現在「陶彩の径」として親しまれていますが、当時は多治見駅と笠原駅を4.6㌔の距離で結ぶ鉄道がそこにあったのです。六つの駅や列車写真のほか、関連物品や昭和初期の鉄道図も展示される予定です。 写真の中には、住宅街を擦り抜けて走る機関車の様子や、鉄道従業員の社宅(滝呂駅)の様子も。当時と現在を写真で比較したり、住宅地図と見比べたりしながら楽しむこともできます。笠原中央公民館の小池ゆかりさんは、「短い期間、短い距離を走った小さな鉄道ですが、従事する人々の誇りでした。図書館などに立ち寄った際に見ていき、記憶を蘇らせていただければ」と話します。
- 会期
- 2023年9月30日(土)~10月31日(火)
- 時間
- 9:00~21:30
- 場所
- ヤマカまなびパーク オープンギャラリー
(岐阜県多治見市豊岡町1丁目55) - 休館日
- 月曜(10月9日は開館)
- お問い合わせ
- 笠原中央公民館 0572-43-5155
(Hasabe Yuko)
月刊紙『マイタウンとうと』ライター。新潟県出身。「過去と他人は変えられない、未来と自分は変えられる」をモットーに、過去についてくよくよせず、人の文句は言わないように、前だけ向いて生きています。2019年に縁あって多治見市民に。多治見の魅力に触れながら、これからどんな人に出会い、自分がどう変わっていくか、ワクワクが止まりません!