日本一電気代の安い街を目指して 株式会社エネファント
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- 2023年12月03日(日)
- 偉人伝
「日本一電気代の安い街」を目指すエネルギー企業、株式会社エネファント。
代表の磯﨑顕三さんは、太陽が地球に送るエネルギーの大きさを学び、地面に眠っているエネルギーを奪い合う世界の情勢に違和感を覚えました。他国に頼ることなく、自らエネルギーを生み出す必要があると考え、22歳で起業。再生エネルギーの電源設備販売事業をスタートさせました。
現在、東濃地域に電力をつくり出すカーポートを約220カ所設置(一般家庭2000世帯分の年間使用電力を賄えるほど)。また使われない電力を遠隔で制御できるシステムも導入しています。”自前で電力をつくり、必要な分だけを配る”ことで、電気代が安くなる仕組みを作っています。
また市内では小型EV車や自転車のシェアリングサービスも展開。つくったエネルギーを地域で循環させることで、潤いと発展にも貢献しています。
「僕自身まだ34歳。だから20年後、30年後でも自分事として捉えられる。未来のために今、何をすべきかの視点を持つことが大切」と磯崎さんは話します。
東濃地区をモデルに、日本全国、さらには世界へのサービス化も見据えるエネファント。これからも挑戦は続きます。
【問い合わせ先】
株式会社エネファント(岐阜県多治見市下沢町3丁目35-1)
HP:「株式会社エネファント」ホームページ
Instagram:@enephant_inc
月刊紙『マイタウンとうと』ライター。大学時代、中国留学をきっかけに異文化に触れる楽しさに目覚め、海外旅行が人生最大の楽しみになりました。しかし必ずと言っていいほどトラブルに見舞われ、バラエティ豊富すぎる経験から、ちょっとやそっとのトラブルでは動じない精神力が鍛え上げられました。異国の地でも生きて帰ってきてはいるので、人生なんとかなるということです。
さあ、次はどんなネタが増えるでしょうか…