【レポート】2023年10月28日(土) 美濃陶芸協会60周年記念事業 「美濃陶芸のあゆみと未来」
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- 2023年12月10日(日)
- イベント
2023年10月28日(土)、とうしん学びの丘“エール”で、美濃陶芸協会60周年記念事業として、歴代・現役の3人の会長、加藤幸兵衛さん、林恭助さん、安藤工さんと、岐阜県現代陶芸美術館館長・石﨑泰之さんが聞き手となり、協会の歴史をそれぞれの思いをのせて振り返りました。
加藤さんは、「美濃茶わんは不整形の美といわれるが、ロクロできちっと作った上でのゆがみ」と自論を展開、林さんは、「日展、伝統工芸、クラフトと、陶芸の分野が分かれているのが一つにまとまり、刺激を受けた。そこから自分の黄瀬戸を作っていきました」と話しました。
安藤さんは、「25歳の時見た展覧会に大勢の人が来ていて、身近にあったやきものがこれほど人を引きつけるのか」と話し、「次の70周年へ向けた展覧会を」と石﨑さんが締めくくりました。
美濃陶芸展
- 日時
- 2023年12月24日(日)まで。月曜休館
- 場所
- とうしん美濃陶芸美術館
(岐阜県虎渓山町4-13-1、とうしん学びの丘“エール”内) - 入場料
- 無料
- お問い合わせ
- とうしん美濃陶芸美術館 0572-22-1155
会場には140人が集まった。
左から、安藤さん、林さん、加藤さん。スクリーンをはさんで、石﨑さん。
(Adachi Masako)
月刊紙『マイタウンとうと』編集長。東京都出身。短大卒業後、証券会社で営業、新聞社系出版社で編集を経験。子どもが小さいときは時間で終わる公的機関でパートをし、その後編集復帰。カルチャーもスポーツも何でも興味が湧いたことには直接足を運び、自分の目で見ることを心掛けています。一方、家で過ごすのも大好きで、週末は家から一歩も出たくない気分の日もたびたび…。