開幕から続いた投高打低の現象を見ていて、大島の言葉を思い出した。…
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- 2024年04月23日(火)
- ドラ番記者プラール
開幕から続いた投高打低の現象を見ていて、大島の言葉を思い出した。
「最近、みんな150キロ超えますからね。よく言われる、チャンスピッチャー、それは減ったと思いますよ」
チャンスピッチャーは、一定のキャリアを積んだ選手がしばしば使う用語。大量得点差の場面で対峙(たいじ)する、格落ち投手を指している。真っすぐの球速が140キロ前後で、変化球の球種が少なく、一方で、制球やリズムがいいため試合は進行していく。ベンチからしたら、誰かが務めなければいけない役回りとなっているか。
それが今や、どの球団を見回しても、ブルペン陣は150キロ超が多数派。数年前なら紙面の見出しに「出た 150キロ」なんて言葉が躍ったが、今はなくなった。
チャンスピッチャーの響き。ちょっと乱暴で、かといって野手からしたら打率を上げるためにありがたい存在。用語としては絶滅危惧種なんだろうなぁ。
川本 光憲
2018年に大手WEBでは載らない岐阜県多治見市近辺に特化した情報を集め公開スタート。
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