マイティラインとは

活字がつなぐ世界

    • 2024年10月02日(水)
    • 新聞女子、始めます!

こんにちは、新聞女子ライターのりょうこです。

先日、同級生たちと集まる機会があり、ある友人が小学生の息子さんを連れて参加していました。その少年は活字が大好きなようで、その時も持参した本を真剣に読んでいました。なんでも、学校でも休み時間はいつも図書館で過ごしているのだそうです。

別の友人が「外で遊んだりしないの?」と尋ねると、彼からは「図書館の本を全部読み終わってないもん」と驚きの答え。小学校の図書館にある本を全部読むという考え自体、思いもよらぬものでした。

もちろん図書館には、物語や小説だけでなく、漫画もあったりしますが、読むことが大好きな彼にとって図書館は、他の子どもたちとは違う、特別なテーマパークのような場所なのかもしれません。

そんなことを書きながらも、私自身にも印象深い出来事が。それは、娘から小学生の時に「この本(小説)読んでみて!」と勧められたことです。

その小説は、余命が短い登場人物が出てくる少し切ない物語。さまざまな人間の感情が描かれた感動的な作品でしたが、本の内容よりも小学生の娘から本を勧められたことに、新鮮さと嬉しさを感じたのを今でも覚えています。

本と新聞、どちらも活字を読むという点で共通していますが、それぞれ異なる魅力があります。本は、その時の気分や状況によって、読んだり読まなかったり、ジャンルも様々でしょうが、どちらも私たちを別のどこかに誘い、生活を豊かにしてくれる大切な存在だと思います。

読書の秋。良い季節となりますので、日々の新聞と共に、秋の夜長を読書で楽しみたいと思う今日この頃です。