来春、多治見市で通信制サポート校
アプレイン高等学院開校 片山侑希さん
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- 2025年08月19日(火)
- マイッティーな人
2026年4月、岐阜県多治見市で通信制サポート校、アプレイン高等学院が開校します。
社会が必要とする力を地元で育てる新しい学校です。
土岐川を望む学院で代表取締役・片山侑希さん
最近、通信制高校という言葉を耳にすることが多いのではないでしょうか。
現代の子どもたちの不登校は大きな社会問題となっていますが、コロナ禍をきっかけに社会にオンライン化が進み、毎日学校へ行かなくても、自宅のパソコンや郵送で高校卒業資格を取得できる通信制高校という新しい選択肢が広がっています。
来春、多治見市で通信制サポート校・アプレイン高等学院を開校する代表の片山侑希さん(41・多治見市幸町)は、愛知県海南市出身、京都の大学を卒業後、多治見市内と愛知県瀬戸市の中学校で数学の教諭として18年間勤務。
生徒の進路指導にあたるうちに、「キャリア教育は大事だなと思うようになりました。この先、生徒がどうやって生きていくのか。何にこだわっていくのか」と考えるようになりました。
また、上の娘さんが15歳でフリースクールに通っていて、今の子どもたちがより社会に順応できる仕組みについて思案し始めました。
アプレイン高等学院では、企業で経験を積みながら、高校卒業資格を取得することができます。
片山さんは、「学院が地元企業と提携し、生徒は高校生としてアルバイトという有休インターンシップを経験します。学校の授業は自分の選択したスタイルで受けることができます。社会とつながっていく中で、自分で探求し、やりたいことを見つけ、それに向かって卒業後の進路をサポートしていきます」。
企業にとっては地元活性化が期待でき、生徒にとっては地元企業で働き、経験や取得した資格を活かして就職という道もあれば、大学や専門学校への進学という選択肢もあります。
通信制サポート校で全日制と同じ高校卒業資格を取得でき、社会経験を積むことで自分に合ったキャリアや適性を見つけることができる、新しい学びのスタイルとしてスタートします。
2026年4月開校 アプレイン高等学院
- 住所
- 岐阜県多治見市青木町6-2(若葉総合税理士法人多治見事務所3階)
- 電話
- 0572-51-6310(14:00~17:00)
- office@edu-appship.com
- HP
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アプレイン高等学院公式ホームページ
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(Adachi Masako)
月刊紙『マイタウンとうと』編集長。東京都出身。短大卒業後、証券会社で営業、新聞社系出版社で編集を経験。子どもが小さいときは時間で終わる公的機関でパートをし、その後編集復帰。カルチャーもスポーツも何でも興味が湧いたことには直接足を運び、自分の目で見ることを心掛けています。一方、家で過ごすのも大好きで、週末は家から一歩も出たくない気分の日もたびたび…。