来春、多治見市で通信制サポート校
アプレイン高等学院開校 片山侑希さん
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- 2025年08月21日(木)
- マイッティーな人
2026年4月、新しい高校生活のカタチを目指す通信制サポート校
「アプレイン高等学院」が岐阜県多治見市に開校!
土岐川を望む静かな教室で代表の片山侑希さん
最近、学びの多様化として、通信制高校を選ぶ生徒が増えてきました。
コロナ禍をきっかけに社会ではオンラインやリモートの働き方が進みました。その流れは高校選択にも及び、全日制高校と同じ「高校卒業資格」を取得できる通信制高校が広がりをみせています。いまや、多様な状況や学びが受け入れられる社会へと変化しています。
そんな中、来春、岐阜県多治見市で新しいカタチの通信制サポート校「アプレイン高等学院」を開校する代表の片山侑希さん(41・多治見市幸町)は、岐阜県海津市出身、京都の大学を卒業後、多治見・土岐の公立中学校、愛知県瀬戸市の私立小学校で算数・数学の教諭として18年勤務。現在は多治見市内中学校で非常勤講師を務めています。
生徒の進路指導にあたるうち、「誰しもいずれ社会に出て、生きていかなくてはならない」という課題意識を抱くようになった片山さん。
そこで、「もっと子どもたちが主体的に生きていける学びが必要だ」という想いを深め、リアルな社会を学ぶキャリア教育の重要性を考えるようになりました。
家族の後押しもあり、この新しい学び舎を開校するため会社を設立。社名のアプレンティスシップには「社会人の見習い」という意味が込められています。
アプレイン高等学院では、地元企業で経験を積みながら、高卒資格を取得することができます。
「これまでの通信制サポート校と違うのが、収入のあるインターンシップが教育プログラムに組み込まれていることです」と片山さんは説明します。
「地元企業と提携し、多様な業種のインターンシップ先を確保に動いています。生徒は実際に働くことで、社会で生きていくために『自分が身に付けるべきこと』や『自分は何者になりたいのか』を考えるようになります。インターンなので学院がサポートできるのもメリット」といいます。
社会とつながり、自分のキャリア(人生)について探究することで、やりたいことを見つけたり、新たな視点が広がったりします。そんなきっかけをつくり、サポートしていくのがこの教室の特徴なのではないでしょうか。
企業としては、地元地域の活性化が期待できます。また、若者ならではの考えや行動力が刺激になり、新しいアイデアのきっかけとなります。生徒はインターンで得た経験や取得した資格を活かして、インターン先へ就職したり、もっと学びを深めるために大学や専門学校へ進学したりすることができます。 一般的な高校とは異なる学びのスタイルで、高卒資格と社会経験を同時に得られる高校生活。これまでの教育にはなかった新しい教室が多治見に誕生します。
2026年4月開校 アプレイン高等学院
- 住所
- 岐阜県多治見市青木町6-2 若葉ビル3階
- 電話
- 0572-51-6310(14:00~17:00)
- office@edu-appship.com
- HP
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アプレイン高等学院公式ホームページ
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(Adachi Masako)
月刊紙『マイタウンとうと』編集長。東京都出身。短大卒業後、証券会社で営業、新聞社系出版社で編集を経験。子どもが小さいときは時間で終わる公的機関でパートをし、その後編集復帰。カルチャーもスポーツも何でも興味が湧いたことには直接足を運び、自分の目で見ることを心掛けています。一方、家で過ごすのも大好きで、週末は家から一歩も出たくない気分の日もたびたび…。