【県岐商 甲子園】 土岐市泉中出身 エース柴田蒼亮投手(高2)笑顔絶やさず
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- 2025年08月27日(水)
- スポーツ
県岐商の柴田蒼亮(そうすけ)投手、中学時代に所属した岐阜東濃リトルシニアへ
2025年夏の甲子園で4強に入った、岐阜県立岐阜商業高等学校(県岐商)!
惜しくも、8月21日(木)準決勝で日大三(西東京)に敗れましたが、最後まであきらめない熱い戦いを見せてくれました。
8月25日(月)土岐市泉中学出身の柴田蒼亮投手が、中学時代に所属していた「岐阜東濃リトルシニア」のグラウンド(多治見市大畑町)を訪れました。
甲子園を振り返り、
初戦から「楽しんでやろう!!」 皆で話していたこと、実践できました。
思い出に残る試合は「やっぱり横浜と日大三かな」と話します。
何度もピンチになりながら粘り強く戦った県岐商。
野球の神様は県岐商についていた。
今年の正月くらいからチームみんなで、学校の掃除をすすんでしたり、ゴミを拾ったりしていました。マナーやルールも守って徳を積めるよう心掛けています。
柴田投手自身も「練習をまじめに真剣に取り組みました」と話します。
毎回マウンドに上がるときには「やってやる!!」と気持ちを振るい立たせます。
甲子園のマウンドはいつもと気持ちも、景色も、声援も違う。
応援歌の「UNO」「ゴールドフィンガー」が特に気持ちが盛り上がりました。
「懐かしの岐阜東濃リトルシニアのマウンドで」
応援してくれた人へ 感謝の言葉
たくさん応援してくれて感謝の気持ちでいっぱいです。
吹奏楽の人たちは自分たちの大会の直前だったのにも関わらず、かけつけてくれて感謝しかない。
目標をもって、目指していれば甲子園までいけ、ベスト4まで残れた。今までのたくさんの指導者の方、スポ少、リトルシニア、チームに感謝。これからも目標めざしてがんばっていきたい。
母実咲さんから聞きました
甲子園が始まってから生きた心地がしなかった。
気持ち悪くなるくらい頭も体もおかしくなっていました。と振り返ります。
8月1日に送り出し、22日に久しぶりに顔を合わせ最初に話した言葉は「ご飯、何が食べたい?」。やっと気持ちが落ち着いてきたと話します。
小学1年生の頃から兄の影響で野球を始めたが、兄二人の野球の送迎などで忙しくしていた実咲さん。蒼亮さんの試合が重なるとスポ少チームの親さんが、蒼亮さんを前日から泊めてくれて連れて行ってくれた・・・と懐かしみます。
野球がほんとに大好きで、宿題はなかなかやらず困っていましたが、野球を続けるために宿題を出すように。
実咲さんから蒼亮さんに野球に関して話したことは「一生懸命やるならやって」の言葉だけ。
あとは自分でやってますね。
この夏は長かったけど宿題大丈夫?と母。
「27日からテストも始まる。大丈夫」と蒼亮さんは落ち着いた表情で話しました。
秋から始まる県大会、国体。目標は全国制覇。チームで高めあっていきたい。柴田投手は意気込みます。

月刊誌『マイタウンとうと』ライター・営業。旅好きで時刻表が愛読書の時期もあり、「青春18切符」にはこれまでなんどもお世話になりました。今でも旅行の計画が一番のストレス発散方法。この場所に行くにはどうしたら安くいけるのか・・・何か楽しいことがあるのか・・・と妄想旅で楽しんでいます。