【多治見】元世界王者田中恒成さん
多治見にボクシングジムを12月開業予定
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- 2025年10月25日(土)
- マイッティーな人
「一番好きなことが仕事になっているので、趣味はありません」と語る田中恒成さん
多治見市出身の元プロボクシング世界王者の田中恒成さんが、今年多治見にジムを開業予定
プロボクシングで世界最速4階級制覇を達成し、今年6月に現役引退を表明した田中恒成さん(岐阜県多治見市市之倉出身・30)は、12月から来年1月に岐阜県多治見市内でボクシングジムを開業する予定です。
小学5年で始めたボクシング、昨年10月の最後となった試合では途中から右目が見えなくなり、「それまで目の手術は5回以上していましたが、試合途中に目の前が真っ黒になるのは初めてでした」と、37、38歳までやるつもりだったのに、急にやってきた引退。
同時に、自分をサポートしてくれた人たちも無職になる現実。
photo by Naoki Fukuda
ボクシング界は選手もスタッフも95%は他の仕事をしながらの兼業で、「ボクシングが好きな人たちが、セカンドキャリアとして続けられるにはジムを作ろうと思ったんです」。
田中さんがオーナーとなり、ジムの会長兼トレーナーは父・斉(ひとし)さんに任せました。
田中さんが始めるもう一つは格闘技に特化したアパレルブランドのrscとの提携で、ボクシングに関わった人たちをスタッフとして抱えていきたいと考えています。
「まずはジムとアパレル。これが上手くいけば、ボクシングが好きな人たちが、ボクシングの世界に関わり続けられるモデルになっていくと思うんです」。新たな挑戦に向かってスタートしています。
rscを着用
田中恒成 Instagram:https://www.instagram.com/koseitanaka_5/
rsc Instagram:https://www.instagram.com/rscproducts_official/

(Adachi Masako)
月刊紙『マイタウンとうと』編集長。東京都出身。短大卒業後、証券会社で営業、新聞社系出版社で編集を経験。子どもが小さいときは時間で終わる公的機関でパートをし、その後編集復帰。カルチャーもスポーツも何でも興味が湧いたことには直接足を運び、自分の目で見ることを心掛けています。一方、家で過ごすのも大好きで、週末は家から一歩も出たくない気分の日もたびたび…。




