【レポート セラミックバレー協議会】来春刊行予定 美濃焼の本『The Book of MINO』記念トークイベント
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- 2025年12月22日(月)
- イベント
来春刊行予定の美濃焼の本『The Book of MINO』。セラミックバレー協議会が監修者の佐藤卓さんとゲストを招いたトークイベントを開催しました。
岐阜県多治見市を中心に、陶磁器産業の発展や地域のブランディングを目的としたセラミックバレー協議会が制作中で、来春刊行予定の美濃焼の全貌を解説した本『The Book of MINO―美濃焼の解剖―』。
この本の企画・監修をしているグラフィックデザイナーの佐藤卓さん(69)とゲストを招いてのトークショーが、2025年11月15日(土)にヤマカまなびパーク(同市豊岡町)で開催されました。
1部では地元のタイル商社、陶磁器メーカー、ギャラリーの経営者たちと佐藤さんが陶器業界の現状と、美濃の地のポテンシャルの高さを紹介しました。
(右から2人目)佐藤さん
本は1,400ページの大作になる予定で、進行中のサンプルがステージ前に展示され、登壇者からは「本が出来上がるのはワクワクする」と期待感が込められました。
当日の参加者は160人と大盛況だった
2部では、ギャルリ百草(ももぐさ・同市東栄町)の陶作家・安藤雅信さん(68)が美濃焼の歴史や特徴を雑器や「世界に誇れるわびさび」を例に多角的に解説。佐藤さんは「ビジュアルを多様し、楽しく、きれいで面白く、感性に響くような本になります」と熱意を伝えました。
(真ん中)安藤さん
セラミックバレー協議会
- HP
- セラミックバレー 美濃 Ceramic Valley Mino Japan

(Adachi Masako)
月刊紙『マイタウンとうと』編集長。東京都出身。短大卒業後、証券会社で営業、新聞社系出版社で編集を経験。子どもが小さいときは時間で終わる公的機関でパートをし、その後編集復帰。カルチャーもスポーツも何でも興味が湧いたことには直接足を運び、自分の目で見ることを心掛けています。一方、家で過ごすのも大好きで、週末は家から一歩も出たくない気分の日もたびたび…。







