9から16歳を対象とした、世界最大規模の国際的なロボット競技会「FLL（ファースト・レゴ・リーグ）」。FLLとは、ロボット競技・研究発表・チームワークを総合的に競う教育プログラムです。この世界大会で優勝経験を持つのが安田慶悟さん（多治見西・3年）。

現在は東海中学・高等学校（愛知県名古屋市）のロボコンチーム「TOKAI」のコーチを務めています。12月から始まった予選大会は見事通過。2026年2月に行われる全国大会に向け、着々と準備を進めています。「昨年は予選・全国大会ともに1位で通過したものの、世界大会では惜しくも優勝を逃した。昨年からメンバーが大きく入れ替わり、初参加の子も多い。熱量の差を埋めながら、今年こそは優勝を目指したい」と意気込みます。

安田さん個人の目標は、より多くの子どもたちにFLLを知ってもらい、学びと楽しさを体験してもらうこと。大学進学後は、認知度を上げる活動にも本格的に取り組む予定です。若きコーチの挑戦から今後も目が離せません。

2年前の世界大会に出場した際の安田さん

全国大会

日時

2026年2月15日（日）

場所

東京国際交流館（東京都江東区青海2-2-1 国際研究交流大学村内）

FLLのHP

NPO法人 青少年科学技術振興会 FIRST Japan