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デビュー5年目 ドリームゲート王者に シュン・スカイウォーカー (多治見高卒・土岐市出身)

    • 2021年05月26日(水)
    • 偉人伝

身長183cm、体重90kg。紫色のコスチュームの覆面レスラー。鍛え抜かれた体はまさに王者の風格。その長身から繰り出される多彩な空中殺法、華麗なる技の数々でファンを魅了する、プロレス団体ドラゴンゲートのシュン・スカイウォーカー(本名 渡邉隼さん・24歳)。約1年間のメキシコ修業を経て、昨年末ドリームゲート王者に。未来を担うレスラーとして期待されています。

デビュー5年目にしての快挙だが、それまでは決して順風満帆ではなかったそう。試合ではなかなか勝てず苦汁をなめたことも。「負け続けてなるものか」。決意を固め単身メキシコ修業へ。辛い環境下に身を置き、朝から晩までひたすらプロレスと向き合う日々。日本とは違う試合の組み立て方や技など実践を通して習得していきました。新型コロナの影響でロックダウンを強いられることもあったが、それでも黙々と練習に励んだそう。そんな日々の中でも、両親には心配を掛けぬよう、写真を自撮りし毎日送っていたというほっこりエピソードも。

昨年10月に極秘帰国。11月3日、当時の王者の防衛戦にサプライズ登場し、「次戦15日の試合でドリームゲート王座を狙う」と表明。

迎えた試合当日、「勝つしかない」と、背水の陣で挑んだ年間最大のビッグマッチでのタイトル戦。得意技のSSWなどを繰り出し、いきなり王座を初獲得。「修業の苦労が報われた」と喜びを爆発。新時代の幕開けを予感させたと言わしめました。

 「私は、プロレスを見て勇気をもらっていました。今は、応援を受け勇気をもらっています。試合をする姿から観客のみなさんに何かを与えられたら嬉しい」。「プロレスは純粋に試合を楽しむのはもちろん、そこにはいくつもの人間ドラマがあります。そこにも注目してもらえたら奥深く楽しむことができるでしょう」。

 12月に多治見で試合が予定されています。勇姿を間近いで見られるチャンスです。

詳しくはHPドラゴンゲートで確認を。
https://www.gaora.co.jp/dragongate/