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幸兵衛窯 新作展【ガレリア織部】

    • 2021年06月18日(金)
    • イベント

開窯200年以上の歴史を誇り、人間国宝の加藤卓男氏を筆頭に作家、作品を生み出し続けている美濃焼屈指の名窯『幸兵衛窯(こうべえがま)』の特集を開催いたします。

今回の展示では、ペルシア色絵・青釉・三彩の技法による、普段使いの器、インテリアとしての陶額・オーナメント、そしてアクセサリーに至るまで、幅広く展示する予定です。

どうぞご高覧ください。

展覧会名
『幸兵衛窯 新作展』
日時
2021年6月19日(土)~7月15日(木)
10:00~17:30
場所
ガレリア織部
(岐阜県多治見市白山町2-222)
http://oribe-minoyaki.com/
休館日
会期中無休
入館料
無料
ご来館に際して
お客さまの健康・安全を確保し、感染拡大を防止するため、店内ではマスクの着用をお願いします。またご入店の際には消毒液による手指の消毒をお願いします。なお、混雑状況等により、ご入店をお待ちいただく場合がございます。予めご了承くださいますようお願い申しあげます。

【幸兵衛窯とは】

幸兵衛窯は、文化元年(1804年)初代 加藤幸兵衛により、美濃国市之倉郷にて開窯され、まもなく江戸城へ染付食器を納める御用窯となりました。

流麗精緻な染付の優品を手掛けた二代、中国宣徳染付の研究に没頭した三代、名人気質の四代の後を受けた、五代 加藤幸兵衛(1893〜1982)は、中国陶磁をはじめ幅広い技法を駆使した名品の数々を生み出し、幸兵衛窯の礎を築き上げました。

六代 加藤卓男(1917〜2005)は、長年の研究を経て、幻のペルシャ陶器 ラスター彩や正倉院三彩を復元し、これらの功績により人間国宝に認定されました。

現当主である七代 加藤幸兵衛(1945〜)は、父 卓男のペルシャ陶技を継承し、現代感覚溢れる作品を制作しています。

八代 加藤亮太郎(1974〜)は、美濃桃山陶の伝統に立ち向かい、穴窯焼成による茶盌の制作に力を入れています。

現在、幸兵衛窯は七代 幸兵衛と八代 亮太郎の指導のもと、二十余名の熟練職人を擁して、品格ある和食器の制作を志しております。

【本記事の問い合わせ先】
ガレリア織部
電話:0572-56-8830