岐阜県現代陶芸美術館で「驚異の超絶技巧！」展が開催されています。2014年から翌年にかけて、全国6会場を巡回し好評だった「超絶技巧!明治工芸の粋」展の第2弾として、明治工芸から現代アートへと題し、2つの時代の超絶技巧が対決します。近年注目の細密で華麗な明治工芸品、その先人の技がどのように引き継がれ、また、それをどのように進化させたか。機知に富んだ現代の作品も見逃せません。約150点の作品が展示されています。

　対決の部屋では、2つの時代の作品をジャンルことに展示。「このきゅうりは本物？」の牙彫、「この昆虫たちいまにも飛び立ちそう」の自在、「この皿の上のサンマ、細かい骨から皿までが1本の木で作られている」の木彫作品など、リアルで緻密な作品は「へ～」や「ほ～」など驚きと感動の連続。「『どうやって作られたのか』『これはなんだろう』と楽しんでみてください」とスタッフ。

　その他にも、七宝、陶磁、金工、漆工、刺繍絵画などをジャンル別に紹介。隅々まで目を凝らしてご覧ください。

• 日時　2018年8月26日（日）まで　10：00～18：00（最終入場17：30）
• 場所　岐阜県現代陶芸美術館(セラミックパークＭＩＮＯ内)
• 問い合わせ　岐阜県現代陶芸美術館
• ホームページ　http://www.cpm-gifu.jp/museum/01.top/index1.html
• 電話　0572-28-3100