北谷球場から基地問題を思う
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- 2019年02月28日(木)
- ドラ番記者プラール
24日にあった米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡る沖縄県民投票は、反対が72.2%に達し、賛成の19.1%を大きく上回った。沖縄にいれば気になるもの。結果に注目していたが、意外に差が開いた印象だ。
キャンプ中、北谷から読谷に向かう国道58号沿いでは連日、反対派が「反対に○を」と呼び掛けていたし、普天間飛行場近くの飲食店従業員女性は「部品が落下したこともある。ここにあるままではやっぱり危ないですよ」と明かした。
北谷球場でも空に目を転じると、嘉手納基地から飛んできた戦闘機が何機も横切り、ごう音が耳を突く。朝早くから夜遅くまで。初めてキャンプに来た8年前から何も変わらない光景。改めて沖縄の現実を知った1カ月間でもあった。
(高橋雅人)
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