マイティラインとは

異国の地の思わぬ大敵

    • 2019年03月08日(金)
    • ドラ番記者プラール

島田、長森の両記者が苦闘ぶりを取り上げていた花粉症。苦しんでいるのは日本人だけではない。目をしょぼしょぼさせながら「この時期は毎年なってるよ。勘弁してくれよ」とこぼしたのは、通訳兼ブルペン捕手のルイスさんだ。

広島の入団テストを受けるためにドミニカ共和国から来日した1997年に発症し、症歴は22年目のベテラン。「最初は鼻水が止まらないから風邪だと思った。病院に行ったら、花粉だと言われて何のことか分からなかった」と振り返る。

母国では花粉症に悩まされる人はいないという。「暑いところにはスギやヒノキがないからね」。沖縄同様、花粉が飛んでいないためだ。「アルモンテも苦しんでるよ」とルイスさん。異国の地で思わぬ大敵と戦っている。

(高橋雅人)