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古事記を元に制作した木版画を奉納【本土神社(小田町)】

    • 2021年12月29日(水)
    • イベント

ダイナミックな構図の木版画が本土神社(小田町)の月次祭(12月5日)で、参列した人たちにお披露目されました。

制作したのは、日版会元会員の神谷龍彦さん(77歳)。趣味で始めた木版画を10年前から古事記を題材に制作に取り組み、今年9月に全8点の作品が完成し、縁のあった同神社へ奉納しました。

拝殿に飾られた71cm四方の木版画は、古事記の天地創造において神谷さんが思い浮かんだ各場面と説明文を組み合わせて制作し、物語を読み進めるように見ることができます。

神谷さんは神や仏、目に見えないものに魅かれ題材にするのは、「神話など歴史の中でつくられてきたものは、別世界でなく、今の“自分”へと命をつながれてきたと考えさせられ、“大事に生きていきたい”。その思いをぜひ見て感じて欲しい」と話しました。

宮司の松原広幸さん57歳)は「素晴らしい作品を奉納していただき感謝しています。ぜひ多くの人に見ていただきたい」と呼び掛けます。

また、御朱印は神谷さんがデザインした神社祭神の猿田彦命(さるたひこのみこと)が新たにあしらわれ、来年元旦には金色の艶やかな御朱印が授与されます。

【本土神社】
住所:岐阜県多治見市小田町1-20
電話:0572-23-3927