仙台市出身のドラフト2位の梅津(東洋大)、震災の記憶
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- 2019年03月11日(月)
- ドラ番記者プラール
東日本大震災からちょうど8年になる。「非日常すぎて、今思い返すと夢を見ていたみたいです」。そう語ったのは仙台市出身のドラフト2位の梅津(東洋大)だ。地震発生当時は中学2年生。部活の準備をするため部室にいたという。
幸い大きな被害はなかったが当時の光景は今もよく覚えている。「警報器が鳴って、高いところに避難して…」。なんとか自宅に帰ったが「食器とかは割れてましたし、家の中はぐちゃぐちゃでした」。さらに1カ月ほど停電が続いたため、手動の発電機で夜を過ごしたという。
ボールを握ったのは地震から2カ月ほど経過した後だった。「あの時のことを思うと何事もなく野球ができている環境は本当に幸せです」と梅津。実体験を聞くたびに風化させてはいけないなと感じる。
(長森謙介)
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