ドームの一体感と、試合展開と無関係なウェーブ
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- 2019年03月12日(火)
- ドラ番記者プラール
侍ジャパンの盛り上がりは半端なかった。シーズンが始まれば敵チームでも、日本代表としては同じチーム。観客は、普段は聞くだけの違うチームの選手の応援歌を一緒に歌い、ドーム全体が一体となっていた。初めて侍ジャパンの試合を取材した記者も、その醍醐味(だいごみ)を肌で感じた。
気になったのは、10日の試合中にどこからともなく起こった観客席のウエーブ。4回のメキシコの攻撃中、1死一、三塁と5点リードの日本がピンチを迎えた場面だった。ウエーブが先の観客席までつながると、試合展開とは関係ないところで歓声が沸いた。マウンド上の投手もウエーブが気になるのか、ロジンバッグを手にして時間を取る場面も。もちろん、入場料を払っているお客さんが盛り上がるのは自由。試合展開によっては、興奮して自然に発生することもあると思う。ただ、このウエーブが起こった状況には少し首をかしげた。
(谷大平)
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