マイティラインとは

伝説の投手とのちょっとした共通点

    • 2019年03月18日(月)
    • ドラ番記者プラール

東京六大学出身者を中心とする全日本チームが、全米大リーグ選抜チームと対戦した1934年の親善試合。その第10戦、全日本チームは0-1で敗れたものの、17歳だった沢村栄治がベーブ・ルースをはじめとする強力打線から9三振を奪った地が、静岡・草薙球場だった。

中日は2016年8月23日、ヤクルトの主催で試合をしている。この時は吉見、祖父江、田島が投げたが、現在のチームにはもう1人、この年にマウンドを経験した投手がいる。当時日本ハムに所属していた谷元で、4月1日のソフトバンク戦でリリーフ登板していた。

16日の楽天戦で3番手として2イニング投げた右腕は「投げた記憶はあるけど、そこまで球場の印象はないんですよ」という。「それよりも沢村栄治さんが投げた地。同郷だし、背番号も同じですしね」。三重県出身の背番号14。伝説の投手とのちょっとした共通点にこそ、思うところがあった。

(島田明)