Azusa Voice #3『詞とメロディー、どちらを先につくる?』
-
- 2019年04月10日(水)
- しんぶんのうた
曲を作る際の方法あれこれ、状況によって変えたりもします!
曲を作るにあたり、詞を書いてからそこにメロディーをつける人、逆にメロディーを先に作ってから詞をつける人と、人によって様々な進め方があります。
私の場合は、詞と曲を同時に作っています。基本的にピアノを使って曲作りを行うのですが、いざピアノを弾き始めると歌詞とメロディーが溢れてきて、自然と歌い始めています。その瞬間は自分が自分でないような感覚になるのです。
最近ではスマートフォンの録音機能を使い、溢れたメロディをまず録音し、その音を聞いて使えそうな歌詞とメロディーをピックアップします。そしてそこから曲の世界・イメージを広げていくのです。その後は、地味な作業が続きます。五線譜にメロディーを書きながら、細かい部分を整理していきます。この作り方をする時はテーマが特に決まっていない時。自分の中に生まれ現れたものがテーマとなっていきます。こんな曲を作ってほしいと依頼を頂く時は、テーマを掘り下げ、日々の生活でもどこかにヒントがないか常に探し考えるのです。どちらの場合であっても同時に作詞作曲をすることが多いですね。
そんな私は今、ある大物作曲家の方と一緒に曲作りをしています。
私は作詞だけを担当し、作曲には一切関わりません。このようなことは今までにもなく、今回が初めてです。歌詞があるものに私がメロディーをつけ、曲として仕上げることは多々ありますが、今回は、初の作詞だけ。とてもいい勉強になりました。
大物作曲家の方は皆さんがよくご存知の曲も手がけられており、私もその曲を聞いて育ちました。だからすごく嬉しいです。完成まであと少し、良い曲になるよう頑張ります!
佐藤梓オフィシャルサイト https://www.satoazusa.com/
シンガーソングライター
岐阜県多治見市出身 12月25日生まれ
物心がついた時から人前で歌いたいという夢を抱き幼少の頃よりエレクトーンを習い、 高校在学中、声楽を学び、独学で曲作りを始め、シンガーソングライターとなる。 自身で作詞、作曲を手がけ、主にピアノの弾き語りでライヴを行う。 作詞、作曲もさることながら、彼女の力強くも繊細な歌声や人柄に魅了され、老若男女問 わずファンも多く、LIVE 出演、楽曲制作など、多方面からオファーが絶えない。