マイティラインとは

思い出の神宮球場

    • 2019年04月06日(土)
    • ドラ番記者プラール

神宮球場に足を踏み入れると、少し懐かしげにグラウンド内やスタンドを見渡した。過去3年は育成だったため縁がなかった。プロに入って4年目にして初めて訪れた同球場。渡辺は昔を少し思い出した。

「大学時代以来ですよね」。在籍した東海大は首都大学リーグに加盟していたため、神宮で基本的に試合をすることはなかった。数少ない機会だったが、忘れられない思い出がある。

「優勝の思い出が一番。それしかないです」。東海大3年の2014年6月、全日本大学選手権で頂点に立った。「僕はあまり打ってなかったけど」と自嘲気味に笑ったが、仲間と共有した至福の瞬間だった。

翌15年は明治神宮大会で再び神宮へ。準決勝で敗れ、悔しい思いもした。いろいろあったが、特別な球場である。

(島田明)