発言欄 『紙の新聞 心にぬくもり』
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- 2022年06月05日(日)
- いいね新聞生活
高校生のときから新聞を読んでいて、記事を読むうちに会ったこともない大統領や本欄の投稿者と話したような気になるから不思議だ。
気付けば、すっかりデジタルな世の中になった。スマートフォンや情報端末のタブレットを介してインターネットに接続すれば新聞記事はもちろん小説や漫画も読める。それでも私は紙媒体の方が好きだ。紙の新聞は雨の日なら「ぬれないように」と袋に入れられて自宅に届く。配達員の心意気に温かみを感じることもあって、開いた新聞にある各記事は行間まで読もうという気になり、ありがたい存在だと日々感じてきた。
長引く新型コロナウイルスの影響は3年目に入り、冷え切った社会は相変わらずだが、私は紙の新聞のぬくもりに救われほっこりしている。
後藤 舞花 アルバイト(愛知県岩倉市)23歳
(令和4年5月13日中日新聞朝刊より)
※この記事は、ご本人と中日新聞社の許諾を得て転載しています。
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