ヘッドスライディングを行うもう一つの理由
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- 2019年04月24日(水)
- ドラ番記者プラール
一塁でセーフかアウトか微妙なタイミングの時、選手は「ヘッド!」という声をよく耳にするそうだ。声の主は、今季から一塁コーチャーを務める工藤外野守備走塁コーチ。なんとかセーフになってくれと願い、声を張り上げる。
駆け抜ける方が速いのか、ヘッドスライディングが速いのか。よく検証されるテーマだが、工藤コーチは「僕はうまい人がやれば、ヘッドスライディングが速いと思う」と言う。そして「現役時代、ヘッドスライディングが好きだったしね」と笑った。
ただ、もう一つ理由があった。「チームが盛り上がるというのもあります。特になかなか試合に出られない選手がやると、伝わるものもある。チームのムードを作ることも考えています」。与田監督やコーチ陣がよく声を出し、非常に雰囲気が良く思えるが、工藤コーチのこのような計らいもある。
(島田明)
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