マイティラインとは

中日がかつて経験した13連戦は、優勝へ向かう大きな歩みだった

    • 2019年04月29日(月)
    • ドラ番記者プラール

前半戦のヤマ場といえる12連戦。現役時代は9連戦の経験がある与田監督も「(コーチだった)楽天時代も含めてないかな」という長期の連戦だ。

東日本大震災の影響でシーズン後半が過密日程になった2011年、中日は10月に13連戦を経験している。当時はナゴヤドームで10連戦、続いて東京ドームで3連戦だった。連戦突入前は2位だったが、8勝4敗1分け。首位に立っただけでなくマジックを点灯させて1まで減らした。連戦後に優勝を決めたのだから、13連戦をうまく乗り切ったことが大きかった。

13試合中5試合に登板したのが小林広報だ。奮投したが、「疲れとかは感じなかったです。(優勝争いで)モチベーションも違うし、僕たちはそのためにやってきているわけだから」と振り返る。今年の竜ナインもキャンプから鍛え上げられてきた。残り10戦、きっと好成績で乗り切ってくれるはずだ。

(島田明)