マイティラインとは

ドラフト6位の滝野の期待

    • 2019年06月14日(金)
    • ドラ番記者プラール

「ようやくです」。声を弾ませながら荷物出しをしていたのはドラフト6位の滝野だ。14日からのウエスタン・リーグ阪神戦(甲子園)から戦列復帰することとなった。「最初は代走や守備から試合に出ていくと思いますが、少しずつ実戦慣れしてチャンスをつかみたい」と意気込んでいた。

偶然にも再出発の場所は甲子園。岐阜・大垣日大高時代に2度、土を踏み、3年夏の初戦では大会タイ記録となる8点差をひっくり返す大逆転劇の立役者にもなった。

大商大時代も月に2回のペースで観戦に訪れていたという思い入れのある球場。「甲子園のグラウンドは高3以来ですけど、雰囲気のある球場だし今、打席からどんな景色が見えるのかも楽しみです」と滝野。左膝の負傷で出遅れた分を一気に取り返す活躍に期待だ。

(長森謙介)