マイッティなひとたち第1話:セラミックバレーMINOの生い立ち
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- 2023年04月26日(水)
- 偉人伝
皆さんはこのマークをご存じですか?
これは日本を代表するグラフィックデザイナーの佐藤卓氏がデザインされたセラミックバレーMINOのロゴマークです。
これからこのロゴマークが作られた背景をスタートに、この美濃が目指すゴールまでを私、セラミックバレー協議会初代チェアマンの笠井がご紹介したいと思います。10話の連載になりますがお付き合いください。
このマークは今から6年前の2017年9月、多治見・土岐・瑞浪の東濃西部3市が、佐藤卓氏に依頼し作られました。出来上がった当初は、地場産業に従事している我々でさえ、その存在を知らなかったほど行政主導の案件だったと思います。
そして3年ほど前にその存在を知った当時の私は「仏作って魂入れずとはこの事だ」と批判する側でした。
しかしちょうどその頃コロナ禍が始まり、多治見や近郊の産地を改めてじっくり見て廻る機会を得た私は、この地域や地場産業の先人から受継いだ恵まれた遺産を再発見し、目を見張ることになります。
(2話に続く)
千三百年もの長きに亘り、やきものの産業と文化が息づくこの地は、陶土に恵まれ、
器やタイル、ニューセラミックスまで幅広い美濃焼が生産され、
作家や窯元、商社や関連企業が集う世界有数のやきもの産業の一大生産地です。
そして今、受け継がれてきた文化と技術に、時代をとらえた柔軟性と多様性を融合させ、
さらなる挑戦と創造の系譜を宿すこの地を「セラミックバレー」と名付けました。
公式ホームページ https://ceramicvalley.jp/
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