ダッシュをし、大声を出しながらスタートを切る井領
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- 2019年07月05日(金)
- ドラ番記者プラール
試合前、打撃練習が始まる前のアップをしていた時、東京ドームにひときわ大きな声が響いていた。声の主は井領。ダッシュをする際、常に大声を出しながらスタートを切る。その姿を見ていた村上打撃コーチは「声だけ、声だけ」と言いながら、目を細めていた。
プロ5年目の今季、初の開幕1軍を射止めた男は、ここまでしっかりと1軍に定着し、いい活躍をしている。飛躍の要因がさまざまある中、その一つについて井領はこう話している。
「いつも(外野守備走塁コーチの)工藤さんに『出しているのはこっちだし、ミスをしても気にするな。良さを出すために思い切ってやれ』と言っていただき、ミスしたらどうしよう、打てなかったらどうしようと考えずにいけている」。メンタル的に思い切っていけるようになったのも、大きいのだろう。持ち前の元気の良さを、これからもたくさん見せてほしい。
(井上洋一)
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