鬼のような気迫で挑む山本の目指す姿
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- 2019年07月06日(土)
- ドラ番記者プラール
『鬼気迫』。山本が今季使用しているグラブの手を入れる部分には、そう刺しゅうが施されている。この言葉には2通りの読み方がある。ひとつが「ききせまる」で、もうひとつが「おにきはく」だ。
市西宮高時代、練習メニューが書かれた紙には、いつも何か言葉が添えられていたという。「グラブになにか言葉を入れたいと思っていた」ところ、高校時代に見た『鬼気迫』が浮かんだ。ちなみにルーキーイヤーの昨年は、『強気』と刺しゅうしていた。
167センチと小柄な体から、キレのある真っすぐを投げ込む若き右腕。「(昨年の)強気という言葉より、もうちょっと強い言葉にしたかったんです。気持ちのこもった投球がしたい」。鬼気迫る雰囲気をまとい、鬼のような気迫で挑む。それが山本の目指す姿である。
(島田明)
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