新聞通じ定年後豊かに
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- 2023年07月11日(火)
- いいね新聞生活
朝、新聞を開いては「いいね」と思う写真や、ぐっとくる記事を探すのが日課だ。
ここ数年、毎日曜「中日歌壇」に掲載される短歌のうち気に入った五点ほどを選んでノートに書き写してきた。本紙一面コラム「中日春秋」や社説を書く日もある。印象的な記事や写真は切り抜いてノートに貼っている。
東京五輪の聖火をイメージしたというバラの写真のわきに、以前の中日歌壇に載っていたバラの短歌を書き添えた。切り抜き帳を読み返すのは楽しい。自分がパステルカラーを好むことにも気付いた。
新聞の書き写しや切り抜き帳を作っているおかげで、六十歳での定年退職後の生活は一層豊かになった。認知症予防も兼ねて、この先も続けていくつもりだ。
梅村綾子 会社員(愛知県豊田市)65歳
(令和5年6月15日付中日新聞朝刊より)
※この記事は、ご本人と中日新聞社の許諾を得て転載しています。
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