マイティラインとは

風を切って走る
自転車の魅力にのめり込み

    • 2023年09月02日(土)
    • 偉人伝

自転車競技のインターハイが北海道函館市にて開催され、6日(日)88㌔を走るロードレースに長谷川礼音さん(岐阜第一高校2年・姫町)が出場。144人の出場選手の中で岐阜県からは唯一の参加。アップダウンのある8㌔の公園の周りを11周し、時速40から50㌔で競います。下りでは80㌔のスピードが出ることも。「トップから2分遅れただけでそこで競技ストップとなるので、なんとか完走したい」と試合に望みましたが、完走者34人に入れず「完全に力不足。またこれから頑張ります」と悔しさをにじませました。

アニメ「弱虫ペダル」がきっかけで、自転車に興味を持ち小学6年の時、お年玉でロードバイクを購入。中2の頃から本格的にロードレースと向き合い始めました。「一人で姫町からふらっと琵琶湖や長島スパーランドまで走ってきたことも」と笑います。毎日の練習は、100㌔から120㌔ほどを走り込み、太ももと腕にくっきりと日焼けの跡が残ります。「ロードレースは風をきって走れるのが魅力。登りは相手を振り切れる場所だから好きですね」と笑顔で話しました。