多治見少年少女合唱団の佐分利(さぶり)幸(こう)多(た)君（精華小５年）と中川詩音(しおん)さん（中津川市坂本小４年）が、「第１回全日本こどもの歌コンクール」の重唱・合唱部門（２～20人）で銀賞を受賞しました。
予選、本選を通過しての大舞台。佐分利君は他チームの合唱団のような大人数の歌を聞いて、デュオでは出せない声量に「負けた」と思った瞬間もありました。しかし、「ひるむことはない。自信を持って」という柘植(つげ)洋子先生の言葉を思い出し、緊張せずに歌えたそう。審査委員長の米良(めら)美一(よしかず)さんからは「金賞と迷った」と嬉しい講評も聞けました。
佐分利君は「ボーイソプラノである自分がリードするよう指導され、そのつもりで臨んだが、コンクールでは詩音ちゃんのソロ部分にリードされてやる気が出た」と感謝。中川さんは「これからもリードできるよう、がんばらなきゃ」と笑います。 コンクールで自信をつけた２人の今後の活躍が期待されます。