田園ミステリー TVドラマで話題
八百津町「ハヤブサプロジェクト」で町おこしを
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- 2023年09月03日(日)
- イベント
7月から放送中のテレビドラマ「ハヤブサ消防団」の原作は「半沢直樹」などの人気作家で、県出身の池井戸潤さん。この町で、「ハヤブサプロジェクト」が進行中です。
八百津(やおつ)町役場の赤塚卓彌(たくや)さんは、「ドラマの舞台は中部地方にある架空の町『八百万町(やおろずちょう)』。八百津町と何か面白い企画ができないかと町内の知人を通して池井戸さんに相談したところ承諾をもらい、地域の町おこしに協力してもらうことになりました」と話します。
プロジェクト検討段階から地域住民、事業者との協議を重ね、ロゴは池井戸作品を数多く手がけるデザイナーに依頼。数案の中からプロジェクトに関わるメンバーの意見が一致したハヤブサをあしらった迫力あるロゴマークを使って、地元企業、商店が活用し、現在は八百津町名物の「八百津せんべい」が商品化しています。一部地元の消防団のTシャツにも使われているそう。「ドラマの中に出てくる方言や、居酒屋の料理など、地元では盛り上がっています。このプロジェクトを通じて、町の知名度を向上していきたい」。ドラマ同様目が離せません。
(Adachi Masako)
月刊紙『マイタウンとうと』編集長。東京都出身。短大卒業後、証券会社で営業、新聞社系出版社で編集を経験。子どもが小さいときは時間で終わる公的機関でパートをし、その後編集復帰。カルチャーもスポーツも何でも興味が湧いたことには直接足を運び、自分の目で見ることを心掛けています。一方、家で過ごすのも大好きで、週末は家から一歩も出たくない気分の日もたびたび…。