アンファッションカレッジ ファッション甲子園2023年出場
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- 2023年10月27日(金)
- 偉人伝
ランウェイ
最後までこだわって、好きなものを形に
服飾専門学校アンファッションカレッジ(岐阜県多治見市上野町)の稲垣葵衣さん(いながきあおい、高校3年)、中嶋夏希さん(なかしまなつき、高校3年)のペアが、先月末に青森県弘前市で開かれた「ファッション甲子園2023」に出場しました。二人は初出場。残念ながら入賞には結びつきませんでしたが、「審査員からは高校生とは思えないテクニックと高評価をいただき、二人の得意とする縫製技術を使った完成度の高い、これまでの3年間の技術を集約できました」と安藤貴久子学校長は振り返ります。
古着のデニムを10本以上使い、素材を生かし加工したデザインに、細かいディテールを施した作品となりました。稲垣さんは「デザインのバランスを第一に、自分の好きなものを形にすることが大事だと学びました」と話し、中嶋さんは「きれいに作ることを心掛け、最後までこだわって制作したことは間違っていなかった」と、二人はこれからの進路先に向けて自信を持つことができました。
左から中嶋さん、稲垣さん
SDGsの環境を守る意識で古着を使った製作
(Adachi Masako)
月刊紙『マイタウンとうと』編集長。東京都出身。短大卒業後、証券会社で営業、新聞社系出版社で編集を経験。子どもが小さいときは時間で終わる公的機関でパートをし、その後編集復帰。カルチャーもスポーツも何でも興味が湧いたことには直接足を運び、自分の目で見ることを心掛けています。一方、家で過ごすのも大好きで、週末は家から一歩も出たくない気分の日もたびたび…。