プロの技とおもてなし 日本料理・割烹「魯山」
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- 2024年02月16日(金)
- グルメレポート
場所
多治見駅北口を出て、国道19号線へ向かい徒歩5分ほどで左側にあります。
十九田交差点からは約300mほどに位置します。
駐車場は店前軒下に2台、裏に5台分。
外観・雰囲気
ベンガラ色がくすんで味のあるピンク色になった外観の日本料理・割烹の店「魯山(ろざん)」。
昭和53年に多治見市大日町で創業、現在の白山町に移って約30年経ちます。
店内に入ると創業者の娘・山田志野さんが明るい笑顔で迎えてくれます。
中に入ると落ち着いた照明の下、カウンター10人、小上がりは8人まで可能。
2階はイスとテーブルが配置され、最大25人ほどの宴会が可能です。
大将の正治(まさはる)さんは岐阜市出身、京都の店で10年修業し、カウンター越しの調理場では常に手を動かしています。
私の選んだメニュー
昼は天丼、刺身や焼き魚定食などがありますが、私は天ぷら定食をいただきました。お通しの煮物と、サラダ、香の物が運ばれ、天ぷらは揚げたてを順番に出してくれる贅沢さ。
白ご飯、または三つ葉とゴボウのかき揚げ丼が選べ、両方食べたいという方には半分ずつをオーダーすることも可能です。赤出汁付き。
最後にフルーツがちょこっと出てくるのもうれしいもの。
お店のおすすめ
夜はメニューはなく、おまかせのコース料理や、予約をすればふぐやスッポンもいただけます。
「食べるのが好きじゃない人は料理人にはなれないよ」と話す大将の料理は、どれも技があり、まさにプロの味。常連客からもらう野菜や釣ってきた魚を調理することもたびたびあるそうです。
志野さんは、「昼に天ぷらや天丼があるからか、天ぷらの店という認識のお客様もいらっしゃるかと思いますが、日本料理、割烹の店ですので、季節の料理をお楽しみください」と話します。
お肉料理やカキフライなども絶品で、地元を中心とした日本酒、他に焼酎などが揃います。
作家物などのセンスのいい器で、おいしい料理がより一層引き立てられています。
まとめ
志野さんは、「お客様に楽しんでもらうのが私の仕事です」と、大将と一緒に働いた京都の店で5年接客の修業をした、やはりプロの心意気を感じました。
カウンターに座る常連客は昼、夜ともに通い、大将や志野さんとの会話を楽しみながらお料理をいただきます。
小上がりがあるので子連れでも安心して伺えます。子どもは分厚いサツマイモの天ぷらや、マグロのお刺身に、大将が「これ、食べてみて」と出してくれる一品料理に大満足。
大人はお酒を楽しみながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
- 住所
- 岐阜県多治見市白山町3-36
- 電話
- 0572-23-3330
- 営業時間
- 昼11:00~13:30、夜17:00~21:30
*定食は昼のみ - 定休日
- 水曜日
- HP
- 「魯山」公式ホームページ
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(Adachi Masako)
月刊紙『マイタウンとうと』編集長。東京都出身。短大卒業後、証券会社で営業、新聞社系出版社で編集を経験。子どもが小さいときは時間で終わる公的機関でパートをし、その後編集復帰。カルチャーもスポーツも何でも興味が湧いたことには直接足を運び、自分の目で見ることを心掛けています。一方、家で過ごすのも大好きで、週末は家から一歩も出たくない気分の日もたびたび…。