【レポート】大谷グラブを手に 笑顔溢れるキャッチボール
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- 2024年03月21日(木)
- スポーツイベント
メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手から全国の小学校に野球グラブが寄付されました。
多治見市内の小学校でも歓喜の声が上がっています。
笠原小学校では20分休みに児童が誰でも手に取れるよう玄関前に展示、昼休みには1年生から順番に学年ごとに使用しています。
この日は、待ちに待った6年生の番。昼休みの合図と共に、グラウンドに駆け出します。グラブを手に「使い心地がいい」と増田蓮翔(れんと)さん。リトルリーグに所属する服部瑛心(えいしん)さんは他の小学校より早く届き、すぐにチームメイトに自慢したそう。
加知昌彦校長は、「低学年の児童たちの中にはまだ上手にキャッチボールができない子もいますが、上級生が率先して投げる方に回ってくれ、『ナイスボール!ナイスキャッチ!』と声を掛けて盛り上げてくれています」と、児童たちの成長を見守ります。
小泉小学校では、加藤充康校長が「開封の儀」と称した動画を作成し、児童たちに紹介。到着後二日間、休み時間に希望者が校長室前で手に取れる状態にし、その後、6年1組から学級ごとに使用。グラウンドでのスペース確保が難しいため、また、天気に左右されないよう体育館の一面を専用スペースに。
使用方法は学級ごとに話し合い、5年1組は3人1組で3分ずつキャッチボールを。ジャンケンで1番を勝ち取ったのは舟橋美空(みく)さん、酒井楓來(かえら)さん、伊藤琴乃さん。「嬉しい!」「楽しい!」とあっという間の3分です。酒井さんはソフトボールを習い始めたばかり。今後の練習にも熱が入ります。
(Hasabe Yuko)
月刊紙『マイタウンとうと』ライター。新潟県出身。「過去と他人は変えられない、未来と自分は変えられる」をモットーに、過去についてくよくよせず、人の文句は言わないように、前だけ向いて生きています。2019年に縁あって多治見市民に。多治見の魅力に触れながら、これからどんな人に出会い、自分がどう変わっていくか、ワクワクが止まりません!