マイティラインとは

対巨人・亀井、ヤクルト・山田哲。清水の試行錯誤は続く

    • 2019年08月12日(月)
    • ドラ番記者プラール

現在ファームで汗を流す清水。今季1軍で8試合に先発した右腕は投球練習の際、2人の打者をイメージしているという。巨人・亀井とヤクルト・山田哲だ。

「僕が対戦して左右それぞれ一番いい打者だと思う2人を想定しています」

山田哲には5月26日(神宮)の対戦で左翼席へ一発を浴びた。亀井には7月2日(東京ドーム)に先頭打者弾を許した。「ファームだと抑えられていた球を打たれました」。はじき返されたボールは、いずれもキャンプから力を入れて磨いてきた直球だった。

今は投球フォームを改良中。「全てをバラバラにする感じです」。だが6日のオリックス戦(舞洲)では2イニング2失点と結果を残せず「納得できる球は0球でした」。イメージの中の2人を現実でねじ伏せるその日まで、試行錯誤は続く。

(長森謙介)