マイティラインとは

28日からセ・パ交流戦が開幕した。「あの試合もありましたし、…

    • 2024年05月29日(水)
    • ドラ番記者プラール

28日からセ・パ交流戦が開幕した。「あの試合もありましたし、1年に1回、ワンカードしかない対戦なので新鮮な気持ちで迎えてます」と語ったのは藤嶋だ。あの試合とは2018年6月17日の西武戦(ベルーナ)。右腕がプロ初勝利をつかんだ試合である。

この試合は本来、松坂大輔さんが古巣を相手に先発登板する予定だったが、試合直前にアクシデントで登板を回避。急きょ代役として藤嶋が先発し、6イニング2失点と好投した。「本当にプロ野球人生が変わったと言ってもおかしくないですね」と当時に思いをはせた。

プロ8年目の右腕は今や場面を問わずマウンドに上がり、ブルペンを支える存在。「出始めの頃にロングリリーフとか緊急先発とかいろいろ経験させてもらったことが生きていて、どん欲になんでもやるっていう気持ちが芽生えたかもしれないですね」。交流戦でのニューヒーローの誕生にも期待したい。

後藤 正樹